嘉納杯、二日目と三日目に行ってまいりました。

特に応援していた井上康生と石井慧が決勝に勝ちあがり、どちらを応援するか迷ったのですが、どうしても今日は勝って欲しいと思った井上選手を応援することにしました。

追いかける側の勢いほど、追いかけられるものにとって怖いものってない。
まだまだ荒削りだし、欠点もたくさん目に付くし、総合的に見たら絶対自分のほうが上なのはわかるのに、「勢い」ってものすごく輝き画あるんです。欠点すら、魅力になるような。
勝負の世界は、はかないです。

ただ、井上選手に今足りないものって、「気持ち」以外の何物でもない気がするんです。「どうしても勝ちたい」という強い思いが見えてこない。
自分の柔道にこだわることと、勝負に勝ちに行くことは、また違うのかもしれない。

彼の柔道人生に悔いを残さないことは、どちらなのか。
誰がなんと言おうと自分の柔道や内股にこだわることにあるのかも知れないな、と
思ったりした。

もしそうなら、誰も彼を責められないし、彼のスタイルを変えることはできないんじゃないか。

スポーツは芸術と違って、いつかは後ろの人達に抜かれる時がくる。
でも、抜かれるのを遅らせることはできて、それは「精神力」なんではないだろうか。
谷選手は、だからすごいし、見てる人を感動させるんだろうなと。

思いました。

また、見に行きたいです。